農業機械の解説 9
ディスクプラウ
・用途
土壌の耕起に用いるトラクター用作業機・トラクターの進行に伴って、円板(ディスク)が回転しますから、石塊、残根等のある土地でも、ボトムプラウに比して損傷が少ないです。
その他、ボトムプラウとの比較における優劣を主な事項についてあげれば、埋込みは悪いですが砕土は良い、深耕には不向きである、円板が自然に研磨される、耕盤が形成されやすい、耕幅の調節が比較
的容易、重量が大で、比較的高価、土壌条件による選択の幅が少ない等があげられます。
なお、ディスクハローとの大きな違いは、ディスクプラウの揚合には歴溝が生ずること、ディスクハローでは横方向に働く反力が打ち消されるよう、円板群が配置されていることです。
ディスクは地表面に対して傾斜角がついているのみでなく、進行方向に対しても角度(円盤角)をつけてあります。
1~多連のもの、又、リバーシブルのものもあります。
複連のものでは、ディスク軸は、各ディスクを1本の共通の軸に取付け、傾斜0(ディスクを地表に対して直立した形)で作業するようにしたものは、ハロープラウとよばれます。
・取扱い上の留意点
土壌条件に応じた傾斜角、円盤角の選定が重要です。
なお、土へのくい込みをよくするため、作業機の上へ重錘をおく必要のある場合があるでしょう。